保険は定期的な見直しがおすすめ！保険料の基準や見直しのチェックポイントをご紹介

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様々な生命保険があるなかで、まずは自分にとってどんな保障が必要かを検討しましょう。もしものとき、本当に役立つ保険に加入することをおすすめします。長年加入している保険があれば、見直しも検討しましょう。

この記事では、保険料の基準や生命保険見直しのチェックポイント、生命保険の種類などを、保険の選びをお手伝いするアイアール保険相談ひろばがご紹介します。

保険料の決まり方

同じような保障が受けられる保険であっても、保険料が同じとは限りません。保険は大勢の加入者が保険料を公平に負担し合い、もしものことが起こったときに給付を受けられる「助け合いの仕組み」で成り立っています。

保険料として受け取ったお金を積み立てて運用しているのが保険会社です。収支相等の原則で、「保険料の総額と予定運用益の合計」と「支払い総額と保険事業運営のために必要な経費の合計」の2つが一致するように保険料を算定しています。

保険料を構成しているのは「純保険料」と「付加保険料」の2つです。純保険料は将来の保険金の支払いにあてられます。予定死亡率と予定利率をもとに計算されており、高い予定利率の時期に保険に加入すると、保険料はお手頃になるでしょう。

付加保険料は、保険会社の保険事業運営にあてられます。予定事業費率を用いて算出されており、いわゆる保険会社が存続するためにかかる経費と考えておきましょう。純保険料は予定死亡率・予定利率を使って計算しており、保険会社間でそれほど差がつきません。

しかし、付加保険料は保険会社の販売施策の影響が反映されやすく、最終的に支払う保険料に差がつきやすいといえます。

保険は今の自分に合った内容のものを選ぶことが大切です。ここでは、保険を選ぶ基準にもなる死亡保障と医療保障についてご紹介します。

死亡保障は、保障金額と保障期間をチェックします。死亡保障は「亡くなってすぐに必要な費用」と「家族が生活していくための費用」の2つが軸です。

例えば小さな子供がいる場合、大きな保障額を必要とする家庭がほとんどです。子供がすでに独立している家庭なら、亡くなってすぐにかかる葬儀代や身の回りの整理費用だけで十分という方も少なくありません。

また、住宅ローンを利用して団体信用生命保険に加入しているなら、住宅費用の確保については心配ないでしょう。必要な保障は加入しているすべての保険を考慮して、過不足がないよう計算することをおすすめします。

医療保障は、入院給付金や保障金額・保障期間をチェックします。日額でいくら受け取れるのか、対象外となる病気はないかを確認してください。近年の医療は入院日数が短くなる傾向にあります。

数日間継続して入院しないと保障が受けられない、というような保険には注意しましょう。また、保障期間は一生涯なのか、それとも10年間だけなのかなど、細かな取り決めを確認しておくと安心です。

生命保険を見直しする際は、以下のポイントに気を付けましょう。

終身保険・養老保険などは、満期前や保険料払い込み期間中に解約すると受け取れる金額が支払った保険料を下回るケースが多いです。契約内容をしっかり確認してから解約を検討しましょう。

非常に高い予定利率を誇っていた時代に契約している保険は、お宝保険と呼ばれます。予定利率は加入したときの利率がそのまま適用されるため、継続がおすすめです。

入っている保険を解約し、別の保険に新規加入し直す場合、必ず新しい保険契約の手続きを終えてから現在の契約を解約しましょう。新しい保険が適用される前に前の保険を解約すると、無保険期間が発生します。もしものことが起こっても保障されなくなってしまうため、注意が必要です。

生命保険には、主に3つの種類があります。

定期保険は、死亡保障確保を主な目的としている生命保険です。保険期間中に死亡・高度障害などが発生すると、一時金として支払われます。しかし、支払事由に該当しなければ、何も受け取れない掛け捨ての保険です。

保険期間が一生涯続く生命保険です。解約さえしなければ、いつか必ず保険金が支払われます。解約返戻金は年々積み上がっていくため、貯蓄性も兼ね備えている保険です。

貯蓄機能を備えた生命保険です。保険期間中に死亡保険金と満期を迎えた場合の満期保険金は同額とされています。計画的な資金準備を希望する方におすすめです。

生命保険に何となく加入しているという方も多いはずです。しかし、保険の種類や選ぶポイント・基準を知り、自分に必要な保険を選ぶことが大切です。自分にとって必要ない保険に加入している、もう少し手厚い保障をつけないといけない、生活で大きな変化があったという方は、保険の見直しをおすすめします。

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