【白山・保険】夫婦での保険金額や遺族年金について 見積もり相談受付中

夫婦における保険金額の相場

死亡保険を例にとった調査では、世帯主である夫に対し、平均1,406万円の保険金額がかけられていました。反対に、配偶者である妻については、平均758万円の保険金額がかけられているという結果です。金額として倍の差がついている背景には、仕事などで万が一の事故があった場合でも、家族の負担をできる限り減らしたい、といった理由が考えられます。

また、疾病入院給付金においては、世帯主側が9,900円、配偶者側が8,400円という調査結果になりました。こちらの差は1,000円程度になりますが、やはり長期入院となった際のリスクヘッジとして考えられている結果とも見られるでしょう。

保険料の平均額

1世帯が年間に支払う保険料の平均額は、世帯主側が392,800円という結果に対し、配偶者側は296,500円という金額です。

ただし、これらの数字は世帯主の年齢によっても異なります。例えば、世帯主が29歳以下の若い世代の場合、保険料の平均額は233,000円という調査結果です。反対に、60歳から64歳といった年齢になると、将来を見据えた保険に加入するため、平均439,000円の保険料を支払っています。

夫婦の保険加入率

夫婦ともに加入している割合は、全体の75.3％です。つまり、日本で生活する夫婦のおよそ4分の3は保険に加入していることになります。

また、妻のみ加入していると回答したのは全体の2.5％に留まっていることに対し、夫のみ加入していると回答したのは11.1％と約4倍の数字です。これは、どちらが一家を養う存在かによって、リスクヘッジの割合を決めているとも見てとれます。

一方で、夫婦どちらも保険に加入していない、と回答したのは全体の11.1％という結果になりました。意外なことに、日本に住む夫婦の1割程度は、万が一の病気や事故などのリスク対策がされていないということになります。

遺族基礎年金

遺族基礎年金は、日本在住の20～60歳で国民年金の支払いを行っている方が対象です。また、世帯主が勤め先で厚生年金に加入している場合、遺族厚生年金の対象となります。

ここで注意しなければいけないのが、遺族基礎年金を受け取れる世帯についてです。お子さんがいる配偶者でなければ、この年金受給の対象外となります。

また、お子さんがいる世帯であっても、18歳になる年の3月31日に達している場合は遺族基礎年金を受け取ることができません。ただし、お子さんが障害等級1級・2級の未成年者であれば、この年金の対象となります。

遺族厚生年金

遺族厚生年金は、世帯主が亡くなったあとに一生涯受け取れる年金です。世帯主が会社員や公務員として働き、日頃から厚生年金を納めていた場合、遺族厚生年金の支払い対象となります。この遺族厚生年金は遺族基礎年金とは異なり、お子さんがいない世帯でも受け取ることが可能です。

ただし、30歳未満の配偶者でお子さんがいない場合には、給付される期間は5年間です。また、遺族厚生年金の支給額は、世帯主が亡くなる前の所得額によって変わります。

お子さんがいない場合でも遺族年金は受け取れる！

このように、お子さんがいない世帯であっても、亡くなった世帯主が会社員や公務員として厚生年金に加入していた場合、遺族年金を受け取ることができます。

ただし、お子さんがいる世帯とは少し異なり、給付される期間に制限があるということは念頭に置いておきましょう。万が一のリスクに備えるためにも、遺族年金以外で頼りになる保険の加入が大切です。